スマートフォンの普及から、より一層インターネットが身近に感じられるようになってきました。
しかしスマートフォンに限らずタブレット、パソコンなど幅広くコンピュータは利用されています。
そんなコンピュータはプログラムに則って動くようになっています。
そのプログラムを組む行為のことをプログラミングといいます。
ozobot(オゾボット)って?
プログラミングは、いまや子供もする時代。
とはいえ、コンピュータを幼い頃から使わせるのは、何かと心配ではあります。
お金もかかり、そこまでして子供にプログラミングを教え込む必要があるのかとすら思えてきます。
そんなとき注目したいのが、ozobotです。
ozobotは子ども用のプログラミング教材ロボットで、紙の上に描かれた線の色を認識してロボットが動くというもの。
非常に単純な遊びのおもちゃですが、子供に何を教育できるかというと、このプログラミングコードでこんな動きができるよということなのです。
プログラミングというのは、大人でもなかなか理解が難しいもの。
興味を持つという意味でも、ozobotは大きな役割を果たしてくれます。
実際に、世界中の教育現場で、ozobotが活用され始めています。
ozobotがプログラミング学習に効果的な理由
なぜozobotがプログラミング学習に効果的なのかというと、ロボットの動きを単純なコードで理解できるから。
GO STRAIGHTならまっすぐ進む、GO RIGHTなら右に曲がるといった具合に、簡単なプログラミングコードが覚え込まされているので、自分で線を引いてロボットを乗せると、ロボットがプログラミングされたとおりに
動いてくれるという仕組み。
単純な動きしかできませんが、自分で描いた線によってロボットが動くという流れによって、頭にコードがインプットされていきます。
遊びながらプログラミング的思考力を養成できるおもちゃは、エデュテイメントおもちゃと呼ばれています。
遊び感覚でプログラミングの感覚を覚えていけるのが、ozobotのメリットです。
ozobotの使い方@オンラインやアプリで楽しむ
ozobotに必要なのは、ozobot自体に加えて紙とペンのみ。
ozobotに認識させるためには、太目のペンが必要です。
シールなども活用できるため、ペンで慣れてきたら、丸型シールなども用意して使ってみるとよいでしょう。
Ozobotは、意外に求めやすい価格の 9800円。
カラータイプがあるのですが、半透明のタイプは人気で品切れになることが多く、白や黒のタイプは手に入りやすいです。
OzoBlocklyは、Ozobotにプログラミングを認識させるためのツール。
こちらは、パソコンで使うことができますので、Ozobotに加えてパソコンも必要です。
OzoBlocklyの指示に従ってブロックを組み立てることで、Ozobotも完成します。
その後、OzoBlocklyでパソコンに書いたコードを読み込ませると、さらに複雑な動きをOzobotに覚え込ませることが可能です。
こちらは、少し年齢の上がった子供や大人が楽しむのにも向いています。
ozobotの使い方@紙の上で楽しむ
ozobotは、紙の上で楽しむことも可能です。
小さな子供には、紙で遊んだほうが身近で安全かもしれません。
必要なものは、Ozobot(9800円)と紙、そして太めのマーカーです。
黒・赤・緑・青の四色の太マーカーを用意しておくと、より楽しめます。
あるいは、付属している専門カラーコードシールを利用してもよいでしょう。
このカラーコードシールは、980円でも購入できます。
遊び方は、付属のカラーコードを参照して、紙に線を引いていくのみ。
まっすぐ進め、右に曲がれ、左に曲がれなどのカラーコードが指定されていますので、その通りに線を引けば、上に乗せたozobotが指示通りに動いてくれます。
つまりは、ozobotにプログラミングされたコードが、引かれた線をなぞってくれるということ。
マーカーで引いた線だけでなく、付属の専用カラーコードシールを貼っても、ozobotは動いてくれます。
決まった動きしかしてくれませんが、自分が描いた線の上をなぞってくれるのを見ていると、感動がわいてきます。
もっと複雑な動きをさせたいときには、OzoBlocklyで楽しめますから、ozobotは1台手に入れておくと、幼い頃からもう少し成長するまで、長くプログラミングに興味を持ってもらえそうです。