海外でブームに火がついた、ウォールシット。
ながらで下半身ダイエットを効果的に行えるのが、人気の理由です。
ウォールシットは、直訳すれば、壁座り。
子供の頃に、遊びで壁に背をついて椅子に座るような真似をしませんでしたか?
あの空気椅子状態を保つのが、ウォールシットダイエットなのです。
想像するだけで、太ももやふくらはぎ、ウエストやヒップに効果が出そうですよね。
筋肉を効率よく引き締めることができ、基礎代謝も上げることができます。
ウォールシットで得られる効果
ウォールシットで得られる効果は、下半身の強化と痩身です。
単純に即効で痩せられるわけではありませんが、筋肉を鍛えることによってむくみを解消し、エネルギーを効率よく使うことができるのです。
ウォールシットダイエットでは、下半身全体の筋肉を引き締めることが可能。
他の運動では欠けてしまいそうなのに、ウォールシットではほぼすべての筋肉をトレーニングできるのです。
しかもスクワットのように、膝を無闇に傷める心配もありません。
筋肉の引き締めだけでなく、体幹を鍛えることも可能です。
また、姿勢を改善できるのもウォールシットの魅力の一つ。
筋力がアップすれば全身の代謝がよくなってきますから、敢えてダイエットをせずとも痩せやすい体質になれます。
ウォールシットのやり方とその時間
ウォールシットは、好きなときに行えるのがポイントです。
ただ空気椅子に座っているのは辛いので、テレビを見たり、歯磨きしたり、携帯を見ているときにでもトライしてみてください。
それらの行為によって、ウォールシットの辛さを忘れることもできます。
辛いといっても、ウォールシットは30秒間、ポーズをキープするだけです。
慣れてくれば、30秒のウォールシットが物足りないと思うようになりますよ。
やり方は、壁に背中をくっつけて、膝が90度に曲がるまで腰を下ろしていきます。
この姿勢で30秒感、ポーズをキープするのです。
ウォールシットの注意点@姿勢と力の入れ方
動いていないのに、脂肪が燃焼し始めるウォールシット。
ただし、注意すべき点はしっかり守りましょう。
まずは、姿勢をまっすぐに保って壁に背中をつけることです。
はじめは、30秒もたせるのが大変で、姿勢が崩れてくるかもしれません。
しかし、上半身を前に倒したりするのは厳禁です。
姿勢をよくしても、力を入れ過ぎてはいけません。
力はほどよく入れることが脂肪燃焼につながりますが、気持ちは楽にして意識を遠くにやると、自然にリラックスした姿勢でウォールシットが可能になります。
慣れた人の中には、ウォールシットをしながらも、さらに負荷をかける人もいます。
例えば、太ももの上におもりを乗せたりして、さらに筋肉を強化しようとしているのです。
最初からはおすすめできませんが、慣れてきてもう少しハードにトレーニングしたいというときには、トライしてみてください。
慣れたらチャレンジ!ウォールシット負荷アレンジ法
慣れてきたら、他にも負荷をプラスするアレンジ法にチャレンジしてみましょう。
おすすめしたいのは、下半身をウォールシットで鍛えながら、上半身も鍛える方法です。
膝の上にダンベルなどを置くだけでも辛いのに、上半身までどうやって鍛えるの?と悲鳴が上がるかもしれません。
確かに、あまり過酷なトレーニングをすると、逆効果になりかねません。
上半身の鍛え方は、ダンベルの上げ下げを軽くする、両手を高く上げてキープするなどに留めておくのがよいでしょう。
トレーニングを終えたら、ストレッチをして、筋肉をほぐすようにしてください。
筋肉の疲れをためてしまうと、老廃物が蓄積されてむくみにつながりかねません。