よく眠れると、翌朝の目覚めがよくなるだけでなく、心身ともに疲れがとれて生まれ変わったようにイキイキとしてきます。
よく眠れずに過ごした翌朝と、しっかり眠れた翌朝とでは、自分の感覚としても絶対に違うとわかっている方も多いでしょう。
ただし、熟睡するためには、様々な条件が合う必要があります。
そこで活躍してくれるのが、アロマです。
香りと睡眠には深い関係があり、ある種の香りをかぐだけで快眠効果を得られます。
逆に、眠りを妨げてしまう香りもありますから、アロマを利用するときには事前にチェックして選ぶことをおすすめします。
快眠に向く香りは、リラックス効果をもたらしてくれるものです。
寝る前に匂いをかいで快眠できるオススメアロマ
寝る前に、香りをかぐことで快眠を促してくれるアロマにも、人気のグッズがあります。
例えば、アロマオイルを容器に入ったままかいでみたり、ディフューザーにアロマオイルを入れて楽しむといった方法もあります。
ピローミストといって、枕に香りを染み込ませてみるのもおしゃれですね。
ほんのりした香りが、寝ている間中ずっと続くので、いかにも気持ちよく眠れそうです。
アロマキャンドルも、快眠を促してくれる香りをかぐ便利な方法の一つ。
ラベンダーやカモミールなど、リラックス系の香りを選ぶようにしましょう。
寝る前に匂いをかいで快眠できるオススメのもの
意外な香りも、寝る前にかぐと快眠できるのです。
おすすめは、3種類。
玉ねぎ
まずは、玉ねぎの匂いです。
料理に使われる玉ねぎの匂いは、寝る前にかぐには強烈に思えそうですが、実は玉ねぎに含まれている硫化リアルには、催眠効果を期待できるのです。
玉ねぎをスライスしたり刻んでおいて、小皿に入れ、寝室に置いておくと、安眠効果があります。
お部屋の中が玉ねぎの匂いで充満するのが嫌という場合は、玉ねぎの量を少な目にするとよいですよ。
セロリ
セロリにも、アピインと呼ばれる精神の鎮静作用を持つ成分が含まれています。
こちらは、玉ねぎよりは寝室に置いておきやすいのではないでしょうか。
独特の香りがして、本当に眠れるの?と疑う人もいるかもしれませんが、セロリを買ってきてそのまま置いておくというのもいいかもしれません。
コーヒー
コーヒーも、気分を落ち着かせてくれる香りの成分を含んでいます。
おすすめは、グアテマラやブルーマウンテンです。
飲んでしまうとカフェインが眠りを妨げてしまうため、飲まないように注意してください。
寝る前に匂いをかいで快眠できないNGなもの
逆に、眠る前に香りをかいでしまうと、安眠を妨げる香りの種類もあります。
例えば、レモンやジンジャー、ペパーミント、ローズマリーなどのハーブは代表的な存在です。
レモンやローズマリーなど、気分をスッキリさせてくれそうですが、眠りをもたらしてくれる香りの成分ではないようです。
また、コーヒーの種類によっても、眠りを妨げてしまう香りがあります。
マンデリンやハワイコナは、アルファ派を減らす作用があるため、かえって神経がたかぶってしまう恐れがあります。
寝る前に匂いをかいで快眠のまとめ
他にも、寝る前にかぐことで快眠を促してくれる香りの種類はたくさんあります。
ただ、イメージだけで選ぼうとすると、逆効果になってしまう香りを選んでしまうこともあるため、注意しましょう。
そして、快眠をもたらしてくれる香りとされていても、量が多過ぎてどぎつくなってくると、逆効果になる恐れがあります。
適度な量を加減して、香りをかぐことが、快眠につながります。
人によってもその量には微妙な差があるでしょうから、自分にピッタリの香りと量を見つけて、気持ちよく眠れる毎日を目指しましょう。