作り置きや食材の冷凍保存などが、忙しい現代の日本人の間で流行っています。
食材をそのまま冷凍保存するのも便利ですが、もっと便利な方法が味付け冷凍です。
味付け冷凍とは?
味付け冷凍とは、下味をつけた食材を冷凍すること。
こうしておくと、いざ調理をしようとするときに簡単になります。
また、下味がついていることによって、解凍もしやすくなるのです。
素材の風味も閉じ込められていますから、解凍によって味が落ち過ぎる心配もありません。
休日に味付け冷凍をまとめてしておいて、平日には楽々調理をするという人が増えているようですよ。
味付け冷凍レシピ紹介
味付け冷凍レシピの中でもおすすめなのが、お肉料理です。
例えば、牛丼は調理も簡単で大活躍してくれるレシピ。
お肉と玉ねぎを一緒に浸け込んで冷凍してしまえば、味がしみしみの玉ねぎに病みつきになってしまいます。
ひき肉が安いときにまとめて買って、小分けにして味付け冷凍しておけば、ミートソースやタイ風ガパオご飯などにも活用できます。
鶏肉や豚肉も、味付けを変えて下味をつけ、冷凍しておけば、毎日でもいろいろな味の肉料理が食べられますね。
チャーシューなども、味付け冷凍することによって味のしみこみがよくなるのです。
味付け冷凍のやり方
味付け冷凍は、食材に下味をつけて冷凍すればいいだけです。
特売セールの日にまとめて食材を買い込んで、味付け冷凍をしておけば節約にもなりますね。
ただし、気を付けておきたいこともいくつかあります。
中でも、保存期間にはしっかり気を付けておいたほうがよいでしょう。
冷凍したからといって安心していると、長期間保存し過ぎて味が落ちた、他の食材の臭いが移った、食材変質したなどのリスクが出かねません。
冷凍しても、消費期限には注意をしておいたほうがよいでしょう。
大体、1週間から長くても1ヶ月くらいまでの保存にしておくのが賢明です。
味付け冷凍レシピ本おすすめ5選
インターネットには、既に味付け冷凍の方法やレシピがたくさん載っています。
ただ、料理中にはネットしにくいから、本で見たいという方もいるでしょう。
そこで、おすすめの味付け冷凍レシピ本を5選、紹介しましょう。
冷凍保存のきほん
1つめは、「冷凍保存のきほん」主婦の友実用No.1シリーズです。
味付け冷凍だけでなく、生のままで冷凍する方法についても紹介されていますから、冷凍全般はこれ1冊基本をマスターできそうですね。
冷凍保存の教科書ビギナーズ
2つめは、冷凍保存の教科書ビギナーズです。
フードコーディネーターの吉田端子さんによる本で、こちらも冷凍保存の基本を学べます。
解凍の方法についても紹介されていますから、解凍でいつも失敗していたという方にもおすすめします。
味付け冷凍の作りおき
3つめは、「味付け冷凍」の作りおきです。
味付け冷凍のブームを広めた仕掛け人ともいえそうな藤井恵さんの本で表紙に載っている冷凍庫の写真を見ただけで驚かされます。
今までの冷凍保存の常識を覆す見た目と方法に、味付け冷凍がクセになりますよ。
冷凍保存ですぐできる絶品おかず
4つめは、冷凍保存ですぐできる絶品おかず。
ワタナベマキさんの本で、肉類を中心としたレシピが豊富です。
下味冷凍ワザあり便利帳
5つめは、池上正子さんの下味冷凍ワザあり便利帳です。
レシピごとにまとめて冷凍してしまうスタイルは、ユニーク。
一度はやってみたくなる方法で、参考になります。
まとめ
味付け冷凍は、忙しい人にとって本当に助かるアイディアです。
今日は料理をする気がしないというときでも、外食ばかりしているわけにはいきませんよね。
そんなとき、そういえば味付け冷凍があったと思い出すと、やる気も出るというもの。
炒めるだけ、煮るだけの状態にしておけば、少し大きなお子さんなら一人でも調理できそうですよね。