発酵食品を日常的に食べる習慣をつけると、腸内環境がよくなって免疫力がアップしたりダイエットや美肌にもよいなどといいますよね。
手軽に摂れる発酵食品として、ヨーグルトがよく選ばれます。
ただし、中には動物性の乳製品にアレルギー反応を起こしてしまったり、脂肪分が気になるという人もいるでしょう。そこで登場したのが、豆乳グルトです。
豆乳をベースに作られたヨーグルトで、植物性なことから低脂肪かつ低カロリーなのがメリットです。
女性に嬉しい大豆イソフラボンも豊富に含まれていますから、試してみてはいかがでしょうか。
豆乳グルトのお味は?美味しい?まずい?
豆乳グルトの味は、豆乳とヨーグルトの酸味をミックスした風味です。
そのまんまの表現ですが、牛乳臭さが苦手な人にはイケる味かもしれません。
もともと豆乳が苦手という方には、そのままプレーンで食べるのはちょっと厳しいかもしれません。
かなり豆の風味も強く出ているため、何か混ぜることで大豆の風味を軽減すればおいしく食べやすいでしょう。
もちろん、豆乳好きな人なら、パクパク美味しく食べてしまえるはずです。
酸味はしっかりついているので、フルーツやグラノーラを混ぜたり、ジャムなどの味の濃い甘味を加えてみるのもおすすめです。
豆乳グルトとヨーグルトの違いってどんなところ?
豆乳グルトと一般的なヨーグルトの違いは、植物性か動物性かが大きいでしょう。
動物性のヨーグルトの場合、基本的には脂肪分が高く、そのぶんハイカロリーになりがちです。
その点、豆乳グルトは自然のままで低脂肪・低カロリー。
わざわざ低脂肪加工をしたヨーグルトを選ぶ必要がなく、より自然に近い形でヨーグルトを味わうことができます。
動物性のヨーグルトには含まれていない大豆イソフラボンも、豆乳グルトには含まれています。
大豆イソフラボンにはコレステロールのバランスを取る作用があるとされ、女性ホルモンによく似た分子構造をしていることから、更年期の症状や生理不順などの改善に期待が持たれています。
豆乳グルトのほうが、あと味がサッパリしているのも特徴の一つといえそうです。
豆乳グルトの効果でお腹すっきり!は脂質代謝の改善にも
豆乳グルトには20以上もの効果があるといわれていますが、ダイエット中の人に特に気になるのは脂質代謝の改善に期待できる点ではないでしょうか。
動物性のヨーグルトにも乳酸菌が含まれていますから、腸内環境の改善によいのは同様です。
しかし、大豆に含まれる豊富なレシチンは、豆乳グルトのほうが勝ち。
レシチンには悪玉コレステロールを抑制する働きがあるため、豆乳グルトを食べていれば脂質代謝に期待できるというわけです。
女性の美しさを保っている女性ホルモンと似た構造を持っているのも、豆乳グルトに含まれる大豆イソフタボンの特徴の一つ。
女性ホルモンが減少してくると代謝が落ちてくるため、豆乳グルトで女性ホルモンを助けることでダイエットをも助けることになるでしょう。
豆乳グルトは自分で作れる?アレンジレシピもご紹介
豆乳グルトはわずかながら市販しているメーカーもありますが、自作も可能です。
用意するものは、無調整豆乳とヨーグルトを作るための種菌(乳酸菌)です。
作り方は、牛乳から作るヨーグルトと同じ。
- 無調整豆乳と乳酸菌を混ぜたら、15~20℃の温度で一晩から1日くらいかけて発酵を待ちます。温度が低いと発酵してくれないため、絶妙な温度を保つようにしてください。
- 面倒そうという方は、市販の豆乳グルトに豆乳を混ぜても増やしていくことができます。
- 豆乳グルトは、そのまま食べてもよいのですが、グラノーラを混ぜたりフルーツソースをかけて食べるのもおすすめです。
- 野菜にかけて、ドレッシングとして使ったり、スープのトッピングにするのもいいですよ。