食材を簡単に密閉保存できる、話題の瓶詰、WECK。
WECK瓶があれば、簡単に瓶詰食品を作れるので、保存料がたくさん含まれた市販の保存食品を買う必要もなくなってきます。
いつも食べている、安心の手作り食品が、いつでも保存用に加工できるのです。
その密閉方法は、非常にシンプルであることから、誰もが簡単に瓶詰食品作りにトライできます。
誕生したのは、100年ほど前のドイツ。
家庭での瓶詰の常識を一新したのは、簡単で、しかも保存食品の品質が高く保てるから。
瓶詰にかかる手間も時短で、容器のサイズもいろいろ揃っています。
トレードマークがイチゴ柄なのも、多くの女性から支持を集めています。
最近では、木製のフタが登場したりして、さらなる活用性の幅が広がっています。
WECKの使い方@保存方法と開け方
WECKの使い方は、まず容器を煮沸してから、瓶詰する食品を詰めていきます。
食品は、温かいままでもOKです。
- 瓶の8分目くらいまで入れたら、同じく煮沸消毒したゴムパッキンをフタの溝に沿ってはめ込みましょう。
- その後、ステンレスクリップで2ヶ所を固定し、容器を立てたままで大鍋に入れて煮沸調理を行います。
- 瓶の上5cmまで水が浸るようにして、弱火にかけてください。
- お湯が100度に沸騰したら、熱湯に注意してWECK瓶を取り出します。
- 冷水などにはつけず、自然に温度を下げて、半日ほど経ったらステンレスクリップを外しましょう。
完全に密閉されていれば、クリップを外してもフタが外れません。
保存は、直射日光を避けて冷暗所で行いましょう。
使用するときには、ゴムパッキンの取っ手を引っ張ると簡単にフタが開きます。
WECKの煮沸消毒からの瓶詰め
WECK瓶は、二度にわたって煮沸消毒する必要があります。
1回は容器のみで煮沸消毒、2回目は食品を入れてからの煮沸消毒です。
そんなに手間がかかるのかと思うかもしれませんが、これにより、食品の保存状態がよくなるのです。
通常は、容器のみを煮沸して、瓶に詰めてからの食品を煮沸消毒するようなことはありません。
しかし、そのぶん、保存容器の中の食品は、保存期間が短くなったり、カビなどが生じやすくなります。
その点、食品を詰めてからも煮沸するWECKでは、食品の保存期間自体が安全に伸びるのです。
WECKの保存期間は?
WECKの保存期間は、食品によっても異なります。
例えば、ピクルスなどなら、お酢が殺菌機能を持っていることからも、半年くらいは保存可能です。
ジャムやソース、オイルなどの、比較的保存がきく食品も、半年ほどは持ってくれます。
煮込み料理やオーブン料理などは、3ヶ月ほどを目安とするとよいでしょう。
大豆や乳製品などのもともと傷みやすい食品を使った場合は、冷蔵庫に入れての保存をおすすめします。
もちろん、これらの目安は、未開封の状態でです。
開封したら、速やかに食べ切るようにしましょう。
タイプ豊富!WECKの使い用途術
WECKのラインナップは、非常に豊富です。
似たようなデザインの容器でも、小刻みにサイズが用意されているのが便利です。
WECK Mold Shape
例えば、ジャムやはちみつなどの保存におしゃれなMold Shapeは、25ml、50ml、80ml、120ml、140ml、145ml、170ml、230ml、350ml、300ml、500ml、750mlとこれでもかというくらいのラインナップが揃っているシリーズです。
スタンダードなデザインで、保存容器としてだけでなく、食卓に添える容器として普段使いしてもよいでしょう。
WECK Tulip Shape
チューリップの花のような形をした、丸みを帯びているTulip Shapeも、200mlから2,700mlサイズまで全部で6種類。
大きなサイズは、花瓶やピッチャーとして用いる方法もあります。
WECK Deco Shape
アールデコ風のDeco Shapeは、変わった形ながら、3サイズが展開されています。
他にも、密閉容器ではありませんが、ジュースジャーなどがサイズ展開されていておしゃれです。